角質の中心部に硬い芯
魚の目(うおのめ)とは、足の裏や足の指などの皮膚を守っている角質が増殖して、皮膚の深いところまで入り込んでしまうものです。魚の目は、正式には「鶏眼(けいがん)」といいます。魚の目は、角質の中心部に硬い芯ができ、見た感じが魚の目に似ているため、俗称として、魚の目という名で呼ばれています。魚の目は、芯が厚くなると、歩くたびに、神経が圧迫されて痛みを生じるようになります。
魚の目の原因を考えてみましょう。魚の目のできやすい足の代表ということで、開張足(かいちょうそく)ということがあります。普通の足は、親指のつけ根、小指のつけ根部分、そして、かかとの3箇所が盛り上がっています。この3箇所を結んだものが「足裏3点アーチ」といわれるものです。開張足とは、親指のつけ根と小指のつけ根をむすぶ横のラインの真ん中に、くぼみがない、あるいは逆に盛り上がっている足をいい、開張足の人は、この中央部分が圧迫による刺激を受けるため、そこに魚の目ができやすくなるといわれます。
魚の目の原因は、「足に合わない靴」の場合がほとんどといわれています。サイズが合わない、小さめの靴を履き続けることで、足が圧迫され続け、その結果、皮膚の角質が硬化して魚の目になるのです。魚の目そのものは深刻な病気ではないものの、痛みを我慢して無理な歩き方をすることで、腰や膝に負担がかかって腰痛の原因になることもあるため、注意が必要です。
魚の目を予防するにはどうすればよいのでしょうか。魚の目のできる原因が局所的に足の皮膚の部分が圧迫されるため、ということが解っているので、その原因を取り除くことが予防方法ということになります。普段からなるべく足の特定部分に刺激が加わるような靴などをさけるようにし、足に負担のかからない靴を選ぶ習慣を心がけることが大切です。
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